いつしか求愛―独身男に乾杯〈1〉 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
一大レジャー産業をひきいる実業家ジャレット・ハンターは、高級ホテルの買収のため、カナダのスキーリゾート地に乗りこんだ。目的のホテルの女経営者サビーナ・サザランドがスキーに来ているという確かな情報を得たからだ。彼はそこで新婚ほやほやの友人夫妻に出会い、食事に誘われる。どうやらディナーの席には彼らの知り合いの女性が同席するらしい。新婚カップルの邪魔をするなんて、ろくでもない女性に決まっている。彼はそう言って断るが、アビーという元モデルの美人が現れるや、今まで恋などしたことはないのに、ひと目で心を奪われてしまう。しかしアビーなる女性の正体がわからないことから、ジャレットはいらだち、いかがわしい職業の女だろうと目星をつける。アビーこそサビーナその人だとは夢にも思わず、ジャレットは…。
恋する探偵 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
父亡きあと、ケイトがひとりが切り盛りしている探偵事務所にある日、ヘンリー・ソウヤーというあやしげな男がやってきた。男の依頼は、行方不明の妻アリシアを捜してほしいというもので、彼女はほかの男のもとへ走り、そこからいなくなったのだという。その男―アレックス・ケラーマンの妻は数年前不審な事故で死亡しており、夫が殺したという噂があった。アリシアも彼にやられたのだとヘンリーは言う。ケイトは不安を感じるが、金払いのいい依頼人を断る気になれず、アレックスの経営する厩舎に事務員として潜入し、捜査を始める。だが成果は上がらない一方、アレックスと話す機会が増え、ケイトはいつしか彼の人柄に惹かれ始めた。彼のような人が奥さんを殺すわけがない。でも、アリシアはどこに。
誓わなかった花婿 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
「誓いません」牧師が誓いの言葉を促すなか、花婿のエイダンは無情に宣告した。結婚式の当日、花嫁であるインディアを捨て、彼は去っていった。始まりは、あるパーティ会場で口にされた冗談半分の賭だった。家名だけは立派な貧乏貴族の家に生まれたインディアは、金持ちの夫を見つけてみせると友人に宣言したが、そこに現れたのが、冷酷無比と噂される実業家のエイダンだった。インディアは賭のことも忘れて彼の魅力に圧倒され、結婚を決意する。土壇場で彼が去っていったのは、賭の話を耳にしていたから?そして悪夢に終わった結婚式から一年後、再びエイダンが現れた。彼はインディアの父に多額の金を貸していて、しかもインディアが欲しい気持ちには今も変わりはないという…。
罠に落ちた花嫁 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
母を亡くしたリサは両親の離婚で生き別れた兄のマークを頼り、三歳のときに渡英して以来、十七年ぶりでアメリカの土を踏んだ。リサはケネディ空港で兄を待ったが、彼女の前に現われたのは、兄の会社を傘下に収めた若手実業家ソーン・ランダーズだった。マークが海外出張している間、ソーンがリサの面倒をみるという。ほかにあてもなく、彼女はソーンの言葉に従うしかなかった。リサはソーンの案内で初夏のニューヨークを満喫し、冷徹さとやさしさの同居するソーンにぐいぐい惹かれていく。そして会って三日目、思いがけないプロポーズを受けたリサは、ソーンの性急さに不審を抱くが、愛を貫いて結婚に踏み切った。だが、リサはハネムーン先の小島で恐ろしい事実を知る。彼が私と結婚したのは、復讐の道具に使うため…。
コテージに咲いたばら (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
カトリーナは田舎道を自転車で走っていてオートバイにはねられた。オートバイはそのまま逃げ、道に座り込んでいた彼女を助けたのはちょうど車で通りかかったハンサムな医師グレンヴィルだった。カトリーナは十二歳のときに両親を事故で亡くして以来、独身の伯母と田舎のコテージでつましく暮らしている。医師は親切にも彼女をコテージに送り届けてベッドに寝かせ、外出していた伯母に代わって面倒を見てくれた。彼の親切には感謝すべきだったが、医師としての義務感からそうしているとしか思えず、カトリーナは素直になれなかった―好きじゃないわ、あんな人。それでも彼女はしぶしぶ礼状を書いて送った。どうせ私のことなんて忘れているでしょうけれど。
略奪結婚 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
カサンドラは胸騒ぎがしてならなかった。社長のラングに呼びつけられて、フィアンセのアランとともにアメリカまでやってきたが、なぜか不安が胸を去らない。着いた翌日には、昇進をほのめかすラングの指図に従い、アランは嬉々として出張に行ってしまった。その上、せっかくだから観光してはというラングの提案で、ラスベガスへ行くことになった。二人きりで…。向こうでアランと落ち合うというけれど、それまでのほんの二日がなぜこんなに不安なのかしら。何かを胸に秘めているようなラングにおびえながらも、カサンドラは正面から事態に立ち向かおうと決意した。一週間たてば、晴れてアランと幸せになれるのだから。
熱砂を駆ける恋 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
かつてないほど幸せな気分で目を覚ましたルーシーは、隣にいるはずの男性が消えているのに気づいて愕然とした。彼にとっては一夜限りの遊びにすぎなかったのだわ。それも当然だ。めったにデートもしないわたしが、出会ったその日に男性とベッドをともにしたのだもの。だらしのない女と思われたに違いない。きっと、彼のような相手には二度と会えないわ…。ルーシーは彼に贈られた薔薇に目を留めた。花びらにそっと触れたとき、彼女は言いようのない胸騒ぎを覚えた。
内容(「MARC」データベースより)
かつてないほど幸せな気分で目を覚ましたルーシーは、隣にいるはずの男性が消えているのに気づいて愕然とした。彼にとっては一夜限りの遊びにすぎなかったのだわ。だらしのない女と思われたに違いない…。
サファイアブルーの夕暮れ (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
サーシャは苦しみから逃れるためにイングランドへやってきた。孤独やつらい思い出、罪の意識に悩まされ、イラストレーターとしての仕事も満足にこなせない。もう失うものはないと感じているサーシャは、イングランドへ来てから、危険で無謀なまねばかりしていた。知り合ったばかりの青年と気球に乗ったこともそのひとつだ。そして気球は墜落した―パーティの真っ最中の庭園に。そこはレックス・テンプルトンの屋敷だった。彼は車椅子に乗ってはいても、強烈な魅力の持ち主だ。しばらく滞在するよう、レックスに言われたサーシャだが、誰ともかかわりたくない彼女はきっぱりと断る。だが、そうも言ってはいられない事態が起きた。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
パワー,エリザベス
イングランド南西部最大の都市で、古い歴史を持つ港町ブリストルに生まれ、現在は、この町に300年前に立てられたコテージに夫とともに暮らしている。読書家で作家を志したのは10代のころ。たいへんな動物愛好家。ヴェジタリアンでもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
間に合わせの花嫁 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ニュージーランドの小さな町で図書館司書を務めるステファニーは、結婚式の前日、婚約者のブライアンから婚約破棄の手紙を受け取った。ブライアンは、彼女の親友ノエルと駆け落ちしてしまったのだ。ショックを受けたステファニーは、周囲の同情の目を逃れ、新しい仕事を探すために、首都ウェリントンで暮らしはじめた。ある日彼女は街で、ノエルの元婚約者クインと偶然顔を合わせる。彼は太平洋に浮かぶ小さな島で仕事を請け負うことになっていた。ただし、妻同伴というのが絶対の条件だった。ステファニーは新しい仕事が見つからず、クインには妻が必要だ。そこで彼は、就職だと思ってぼくと結婚してくれと申しこむ―期間は半年、給料がもらえて、当然実際の夫婦生活はなし。迷った末、ステファニーはクインの申し出を受けることにした。
甘くてつらい記憶 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ローマで大企業を経営するドミニクは、五年前、フィレンツェの名門貴族デル・ヴェッキオ家の侯爵夫人に頼まれ家族で営む会社のために多額の融資をした。しかし返済期限がせまった今、夫人は、借金を返すめどがつかないので会社を譲ると告げてきた。ドミニクには会社をとりあげる気など最初からない。負債は帳消しにすると答える彼に、侯爵夫人は代案を出した。夫人の孫娘であるアリアンナと結婚してはどうか、と。アリアンナの写真を見せられたドミニクは驚きに打たれた。かつて、情熱的な一夜を過ごした女性がほほえんでいたのだ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
マートン,サンドラ
アメリカの作家。1986年、ロマンス作家としてデビュー。その後次々と作品を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)